確定申告の準備が整ったのでいよいよeTaxでの入力を行なっていきます。何回かに分けてその入力内容を投稿しようと思いますが、今日はその1回目として源泉徴収票からの転記を行います。
「サラリーマン向け 税金基本のキ!!」の投稿で説明したとおり、年末調整で確定した税額をベースにその他の所得や控除を入力していくので、源泉徴収票からの情報の転記が確定申告の第一歩になります。
- 昨年大幅にリニューアルされたパソコン向けeTaxサイトだが、今年は大きな変更はない
- 扶養親族の入力まで完了しないと源泉徴収票の給与所得控除後の金額と合わない
1. eTaxでの入力方法
国税庁の「e-Taxの利用状況等について」に掲示されている「令和6年度におけるオンライン(e-Tax)手続の利用状況等について」によると、令和6年度の所得税の申告の74.1%がeTaxで行われたようです。eTaxは平成16年(2004年)開始とのことですから、およそ20年で7割以上の人がオンライン申請に移行したということになります。
私は2007年くらいからeTaxを開始、もう15回以上オンライン申請をしていることになります。最近はスマホでeTaxが利用できるようになり、利便性も格段に向上しています。また、マイナンバーカードとの連携機能も徐々に強化されており、書類を集める手間が減っていく方向です。ただ、完全に全てのデータが連携できているわけではないということと、連携に手間がかかることから、今年度も連携機能を使うことはやめました。ただ、連携できるデータをダウンロードできる証券会社やふるさと納税のサイトがあるので、個別に使えるデータは用意しておくことで利用することができます。
私は画面が大きくて見やすく、入力もしやすいパソコン派なので、今年もパソコンで入力を進めていきます。対応するカードリーダを接続し、マイナンバーカードで認証を行います。
対応するブラウザで国税庁の確定申告作成コーナーを開いて、「作成開始」をクリックしeTaxの入力を開始します。画面の指示に従って本人認証などを行なった後、申告内容を選択します。給与所得にチェックを入れ、その他医療費控除や上場株式の譲渡所得、配当所得など、該当するものにチェックを入れます。その後源泉徴収票からの転記に移ります。
2. 源泉徴収票からの転記
画面の指示に従って、源泉徴収票を見ながら金額を入力していきます。入力するのは支払金額、源泉徴収税額、社会保険料等の金額、生命保険料の控除額、地震保険料の控除額などですが、源泉徴収票のどこから転記すればよいか画面上にガイドが出るのであまり迷うことはないと思います。
入力が終わって、入力内容の確認を行った時表示される「給与所得控除後の金額」が源泉徴収票の金額と合わない場合がありますがビックリしないでください。ここまでの入力では、配偶者控除や扶養控除などの人的控除をまだ入力していないことが原因ですので、そのまま入力を終了します。
この後、画面には先ほど選択した申告する項目に従って入力メニューが出てきますが、「次へ」のボタンをクリックして、「親族に関する控除の入力」まで進みます。ここで、源泉徴収票の「配偶者の有無」、「控除対象扶養親族の数」、「本人が障害者」、「寡婦」、「ひとり親」、「勤労学生」などの人的控除に関する項目を確認しつつ、配偶者の情報、扶養親族の情報、本人の情報を入力してください。
入力が終わったら、「次へ」のボタンをクリックして「計算結果の確認」ページまで進みます。給与所得の所得金額の部分に表示されている金額が、源泉徴収票の給与所得控除後の金額と合っていれば正しく入力されたことになります。
確認ができたら、「ここまでの入力内容を保存」をクリックし、「入力データをダウンロードする」をクリックします。”r7shotoku.data”という名前のファイルがダウンロードフォルダに保存されるので、必要あればわかりやすい名前に変更しておきます。確定申告書作成コーナーのトップページにある「保存データを利用して作成」をクリックし、このファイルを指定することでその時点から入力ができるようになります。
3. まとめ
ここまで、eTax入力の第一弾として、源泉徴収票からの転記を解説しました。ただ転記しただけなので、納付金額も還付金額もなくどちらもゼロの状態です。ここから各種申告を行なっていきますが、それは次回以降でまた解説したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
1級ファイナンシャルプランニング技能士
CFP®️認定者
1級DCプランナー
